舌側矯正(裏側矯正)|ひらの矯正歯科

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舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)

舌側矯正(裏側矯正)とは、ブラケットやワイヤーなどの装置を歯の裏側に付ける治療法です。リンガル矯正とも呼ばれていて、周りの人から気づかれずに治療することができます。

顔の印象がほとんど変わらないため、最近では多くの患者さまが利用し始めています。なかには、「家族でさえも打ち明けるまで気づかなかった」という患者さまもいるほどです。

舌側矯正(裏側矯正)には年齢制限はありません。子供から大人の方まで可能です。もちろん、治療期間や治療結果も、唇側矯正(表側矯正)と同じ結果を得ることができます。

唇側矯正(表側矯正)との違いは?

「唇側矯正(表側矯正)との最大の違いは、やはり矯正器具をつける場所にあります。唇側矯正(表側矯正)では歯の表側に矯正器具を装着しますが、舌側矯正(裏側矯正)では歯の裏側に装着します。
歯の裏側、つまり舌がある方に装着するため、周りからはかなり見えにくいです。舌側矯正(裏側矯正)は大きく口を開けない限りほとんど見えることはありません。

舌側矯正(裏側矯正)のメリット・デメリット

メリット

  • 矯正装置が目立たず他人にも気付かれにくい
  • 職業柄、表側に矯正器具をつけられない方にも対応可能
  • 出っ歯の治療に向いている

デメリット

  • 費用相場は唇側矯正(表側矯正)より高い
  • 慣れるまでは発音がしにくい
  • 歯磨きがしにくい

治療期間

全体矯正 部分矯正 通院頻度
舌側矯正(裏側矯正) 1~3年程度 6ヶ月~2年程度 1ヶ月に1回

唇側矯正(表側矯正)が有効な歯並びは?

  • 上下顎の前歯が前に出ている歯並び(上下顎前突)
  • 上下の歯がガタガタしている(叢生、乱杭歯)
  • 上顎の前歯または歯列全体が前に出ている歯並び(上顎前突)
  • 歯と歯の間に隙間がある歯並び(空隙歯列)
  • 奥歯が咬み合っていない(鋏状咬合)
  • 犬歯が飛び出ている(八重歯)

治療費の目安

全体矯正 部分矯正
舌側矯正(裏側矯正) 100万~130万円 30万~60万円

●治療費は自由診療となります。

矯正歯科治療は自由診療であり、公的医療保険が適用されません。
自由診療の場合、治療費は全額自己負担であり保険証は使えません。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は舌側矯正(裏側矯正)と唇側矯正(表側矯正)を組み合わせて行うワイヤー矯正の一つです。

上顎の歯は裏側に、下顎の歯は表側にブラケットとワイヤーと呼ばれる矯正装置をつけて歯を動かしていく方法がハーフリンガル矯正です。半分だけ舌側矯正(リンガル矯正)を行うことからハーフリンガル矯正と呼ばれています。

吹奏楽などで扱う楽器のリードを使う際に影響が出ないように上顎の表側、下顎の裏側に装着することも可能です。

ハーフリンガル矯正のメリット・デメリット

メリット

  • 表側矯正より審美的に良い
  • 吹奏楽などで楽器を使用する場合、リードを銜える楽器の場合に上顎を表側矯正にして下顎を舌側矯正(裏側矯正)にすることにより演奏に影響が出にくくすることが可能
  • 舌側矯正(裏側矯正)より費用が安価
  • 発音への影響など違和感が少ない
  • 上下舌側矯正(裏側矯正)よりも舌に当たりにくいため違和感が少ない

デメリット

  • 笑った時に下の歯が見えやすい方は、装置が見えることがある
  • 慣れるまでは歯が磨きにくい装着直後は痛みや違和感がある
  • 噛み合わせの状態によっては装置がつけられない

治療期間

全体矯正 部分矯正 通院頻度
ハーフリンガル矯正 2~3年程度 1~2年程度 1ヶ月に1回

ハーフリンガル矯正の治療期間の目安は表側矯正・舌側(裏側)矯正と違いありません。治療期間は治療方法の違いではなく個人の歯列の状態や骨の方さや代謝等によって左右されます。

治療費の目安

全体矯正 部分矯正
ハーフリンガル矯正 88万~120万円 35万~60万円

●治療費は自由診療となります。

矯正歯科治療は自由診療であり、公的医療保険が適用されません。
自由診療の場合、治療費は全額自己負担であり保険証は使えません。

成人矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があります。数日間~1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があります。そのため、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療には患者さんの協力が非常に重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付いているため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  • 治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題により、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

小児矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感や違和感、軽度の痛みは、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
  • 装置の使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さまの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、虫歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 治療中に「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、被せ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、現在の咬み合わせに合った状態の被せ物(補綴物)や虫歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • 治療後に顎の成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 骨格的な問題のある場合や予期せぬ成長のあるケースでは、外科的な対応が必要となる場合があります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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