2011/04/09
世界舌側矯正歯科学会(裏側矯正学会)に参加してきました。
2年に一度の国際大会です。
ニューヨーク、韓国、アルゼンチンと続き、今年は日本での開催でした。
今年は震災の影響で海外の先生方の欠席があり口演は少し少なめでしたが
舌側矯正(裏側矯正)のトレンドを知る良い機会となり、
有意義な時間を過ごすことが出来ました。
また、医局時代の先輩、後輩Drとも学会についてや
裏側矯正について食事をしながら意見交換でき「臨床のエネルギー」を
充電することが出来ました。
ある演者の先生のお話で
裏側矯正は・よく治らない・表側矯正と比べて時間がかかる・噛み合わせによっては治せない等の風評被害があるとのことでした。
それに対し演者の先生は:現在の裏側矯正は、よく治ります。
・表側矯正と比べて時間がかかることは、ありません。噛み合わせによっては、表側矯正より早く終わることも多くあります。・どんな噛み合わせでも治せます。とおっしゃっていました。
私も演者の先生と同じ意見です。
表側矯正もそうですが、しっかりとした診断、治療のステップそして治療のスキルがあれば、表側矯正も裏側矯正も「しっかり治ります。」
次回の国際大会は、どの国での開催はわかりませんが、世界の矯正歯科医の
風を肌で感じる良い機会ですので、是非、次回も参加していきたいと思います。