2014/05/14
あっという間にゴールデンウィークが終わりました。
今年は医局時代の後輩ドクターの結婚式が大阪であり出席させて頂きました。
結婚式、幸せいっぱいで、いつ行ってもいいですね!
さて、当院、ゴールデンウィーク中に歯科用CTレントゲンを導入しました。
いわゆる一般的によく医科で聞くCTの歯科用のタイプです。
歯科医院にある一般的なレントゲンは、
デンタルレントゲン(1本から数歯を写す小さいレントゲン)、
パノラマレントゲン(上下歯列全体を写すレントゲン)になります。
矯正歯科に限ってはセファロ(上下の顎の骨、歯全体を写す矯正専門のレントゲン)
といわれる矯正専門のレントゲンがあります。いずれも平面の2Dレントゲンです。
通常の歯科診療や矯正治療であれば上記レントゲンで十分ですが、
過剰歯といって埋まっている歯などある場合、
上記レントゲンでもどこに埋まっているか分かりますが、
どの深さにどの様に埋まってしまっているかまでは分かりません。
そこで歯科用CTが役に立ちます。
歯科用CTは、3D画像のレントゲンが撮影できますので、
骨の中のどこに、どの様に歯が埋まっているかしっかり分かります。
深さの距離測定も可能です。
全ての患者さんに必要なわけではありませんが、
その他さまざまな診断に役にたつレントゲンです。
※この画像は、ご本人の許可を得て掲載しています。
今までは、撮影が必要な方は、大学病院等に撮影依頼をしていましたが、
これからは当院で撮影出来ます。
外部依頼の撮影ですと別の病院に行っての撮影になりますので、
撮影のために別の病院に行かなければいけない等、
患者さんにご不便をおかけすることもありましたが、
当院で撮影することが可能なためこういった煩わしさはなくなります。
すべての患者さんに撮影するレントゲンではありませんが、
ここぞという時に力を発揮してくれます。