矯正治療中に引越しや留学などが決まった場合:「ひらの矯正歯科」ブログ

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矯正治療中に引越しや留学などが決まった場合

10月が近づき朝晩が冷え込むなど秋の気配がやっと感じられる様になりました。

10月が近づき朝晩が冷え込むなど秋の気配がやっと感じられる様になりました。
台風もやってきそうとのニュースもありましたので皆様ご留意下さい。

さて今回は、タイトルの内容のブログです。
矯正治療は症状にもよりますが保定装置の期間を入れると年単位の時間が必要になります。
その為、治療途中の注意点がいくつかございます。
今回はそのうちの一つ、引っ越しや留学など、定期的なご来院が難しくなった場合のお話になります。(横浜から横浜へ引っ越しなど来院が続けられる場合は、ご心配ありません)
矯正治療中に留学や引っ越しなどがある場合または、予定がある場合は、必ず私たちスタッフにお早目にご一報お願いします。
特に注意しなくてはいけないのが、短期留学や、数か月の出張、ご出産時における実家への帰省などの場合です。

引っ越しなど明らかに大きな移動に関してはほとんどの患者さんがそれをご相談下さいますので、引っ越し先の矯正治療専門医を紹介し治療の続きを受けられるように出来ます。
しかし、短期の場合だと、「どうせすぐに戻ってくるから大丈夫!」と思いがちです。
矯正治療は、ブラケットとワイヤーが口腔内(口の中)にある限り、基本的に力はかかり続けます。
つまり歯が動き続けるということが言えます。
短期であったとしても、数か月の間、病院に来られないとその分、想定外の動きをしてしまったり、もし想定外の動きをしてしまった場合、その歯を元に戻すのに余計に時間が余計にかかってしまったりします。
その分、治療期間が延びてしまいます。

また、ブラケットを装着したまま歯科医院の管理がないと磨き残しが多く残ってしまった場合、歯周病の原因になってしまう。
虫歯になってしまう。
装置が外れたままで歯が思わぬ方向へ動いて行ってしまう等、様々なリスクが生じます。
お願いしている来院間隔の定期的なご来院は、そういった意味でもとてもとても大切です。

事前に留学や、出張、引っ越しなどがある場合、その移動先の矯正専門医を紹介することも出来ます。
たとえ短期間であったとしても、ワイヤーが折れたり、ブラケットが外れた等のトラブルにも対処出来ます。

短い、長いに関わらず、安全に正確に矯正治療を進めるためにも注意して頂きたいポイントになりますので、ご留意頂けましたら幸いです。