2015/01/21
今回は、まず興味深い記事をご紹介したいと思います。
この記事は、去年の朝日新聞デジタルが行った男女1744名へのアンケート調査で、
「コンプレックスを感じる身体の部分」についてでした。
何と堂々の第一位になったのが「歯」だったそうです。
調査結果の順位の詳細を見てみましょう。
1位:歯(573票)
2位:頭髪(553票)
3位:お腹(493票)
4位:足(453票)
5位:鼻(362票)
6位:目(322票)
7位:胸(252票)
8位:眉毛、お尻(238票)
10位:体毛(216票)
ちなみに「あご」が146票の18位とのことですので、
矯正歯科で関係している点で見ると719票にも上ります。
歯を選んだ方の意見を見てみると、
歯並びが悪い為に人前で笑えない、
凸凹で磨き残しが多く虫歯になり易い、
歯の色が気になる、等が挙げられています。
顎を含めると出っ歯、受け口なども
これに含まれているのではないでしょうか。
矯正治療専門医としてはどうしても咬み合わせから
受け口や出っ歯の治療の必要性など医学的に考えてしまいます。
しかし今回のアンケートを見てみるとやはり審美的な観点からの
患者さんの要望の大きさを再認識出来ました。
また、歯並びや咬み合わせにコンプレックスを
お持ちの患者さんが多いからこそ、
気付かれずに矯正治療が出来る見えない裏側矯正を
希望する方が多くなってきたことも頷けます。
1人でも多くの患者さんのコンプレックスを
解消出来るお手伝いが出来ればと思います。