2016/11/02
今回は日本人と海外の矯正治療に関する意識調査の
ご紹介からしていきたいと思います。
ある矯正材料メーカーが行った調査で、
日本、アメリカ、中国でそれぞれ200名を対象にしたものです。
Q1)矯正治療中のイメージについて
A1)歯並び、咬合が綺麗になるのが嬉しい
日本:74名 アメリカ:152名 中国:127名
A2)不自由でつらい
日本:126名 アメリカ:48名 中国:73名
アメリカや中国と比べて日本人は
矯正治療に対するネガティブイメージが強いことがうかがえます。
アメリカでの矯正治療経験者は日本人の役25倍というデータも見たことがありますが、
かなり大きな開きがあるのは事実の様です。
Q2)どのような矯正装置なら治療したいですか?(日本人のみ回答・複数回答)
1位:目立たない矯正装置:130名
2位:違和感が少ない矯正装置:101名
3位:痛みが少ない矯正装置:99名
4位:取り外し可能な矯正装置(インビザラインなどのマウスピース矯正):63名
5位:金属アレルギーでも問題ない矯正装置:28名
6位:当てはまるものはない:32名
以上のようになっています。
みなさんもどれかに当てはまっているかもしれませんが、
実は結構ここに挙げられている条件をクリアしている矯正装置は
特に日本において進化してきているんです。
目立たない装置でいうと裏側矯正(舌側矯正、リンガル)だと
全く見えないため、多くの患者さんが
ひらの矯正歯科でも選択されています。
また表側矯正に関しても白や透明のブラケットを選択することが出来ます。
痛みに関しては昔と比べてワイヤー事態が超弾性合金のものが出ていたり、
かなり弱い力での治療が現在は可能です。
金属アレルギーは以前書いた通りで、ニッケルフリーのものを選択することもできます。
横浜近辺を歩いていると結構
矯正治療中の方を目にするようにもなってきています。
こういったネガティブなイメージも
だいぶ払拭されてきているのを感じますが、
患者さん一人一人のライフスタイルに合った
矯正治療を提供していければと思っておりますので、
お気軽にご相談いただければと思います。