2020/01/15
矯正治療を考える際に、多くの患者さんが気にされるのが費用についてです。
近年、矯正治療も行う一般歯科が増えてきたり、
裏側矯正(リンガル)やマウスピース型矯正装置など矯正装置の種類が増えてきたり、
かかる費用に違いが出てきています。
また、各歯科医院、矯正歯科医院によって費用の表示方法が異なり、
患者さんからしてみたときに心配になる部分が大きくなっているかもしれません。
矯正治療の費用を確認する時には、
いくつか確認しておくべきことがありますので、それをご紹介します。
矯正治療は、相談・検査の段階から、歯を動かす動的治療期間、
そして後戻りを防ぐ保定装置期間まであります。
それぞれの段階でどのような費用が発生するのかを事前に確認するようにしましょう。
おそらく多くの歯科医院では、始めの相談では費用は発生しないと思います。
その次の精密検査になるとレントゲンやCTなど、
目で見ることが出来ない部分の検査、
そしてそれを基にした治療計画の立案を含む診断があり、
費用が発生することがほとんどです。
歯を動かしている期間が、ほとんどのイメージする「矯正費用」にあたると思います。
表側矯正、裏側矯正、マウスピース型の矯正装置と治療方法によって金額が変わります。
場合によっては不正咬合の種類や状態によって金額が変わる歯科医院もあります。
また約1か月ごとの矯正装置の調整に通院が必要になるため、
その際の調整料などがかかります。
最後の段階の保定装置期間も、リテーナーと呼ばれる保定装置を作成する際に
費用が掛かったり、通院の際に費用がかかってくる場合があります。
歯科医院によって違いますが、治療の途中における矯正装置の交換や、
故障の際の交換に費用がかかるところがあります。
特に矯正装置の故障に関しては、矯正治療前の段階だとイメージがわきづらく、
費用の確認をしない方が多いのではないでしょうか?
歯に付けるブラケットと呼ばれる矯正装置は、専用の接着剤で装着します。
硬いものを食べたり、噛み癖によっては外れてしまい、
新しくつけ直す必要が出てくるので、
その際の費用を事前に確認するようにしましょう。
最後に支払い方法についての確認をするようにしましょう。
毎月調整に行く際に支払う、一括で支払う、
デンタルローンやカードでの支払いなど、
いろいろな支払い方法が歯科医院によってあります。
分割については、医院によって無利息で大丈夫な場合もあれば、
クレジットカード支払いの場合は利息が生じたりもします。
無理のない範囲で相談するようにしましょう。
いかがでしたでしょうか?
医院によって様々な料金体制、支払い体制がありますので、
事前にしっかりと確認することが重要です。
ひらの矯正歯科では、装置の変更、作り替え時に必要な追加費用は頂いておりません。
表側の矯正装置で治療を開始して、後からやっぱり裏側にしたいという場合でも、
始めに提示した金額の差額以外いただくことなく切り替えることも出来ます。
基本的に月一回のメンテナンス費用以外は追加料金がかからないようにし、
患者さんも安心して治療に臨んでいただければと思っております。
また支払い方法においては、クレジットカードの場合は患者さんのお持ちのカード会社によりますが、分割払いでは2年間最大12回まで無利息も可能です。
何か料金で気になることがあればいつでもご相談ください。