矯正治療の費用のお話:「ひらの矯正歯科」ブログ

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矯正治療の費用のお話

今回は、矯正治療に掛かる費用についてお話していきたいと思います。

 

皆さんの中で、矯正治療と聞くとどんなことを思い浮かべますでしょうか?

矯正装置のことをパッと思い浮かべる人もいるでしょうし、

審美的に綺麗な歯並びを思い浮かべる人もいるかと思います。

そんな中でも、矯正治療=高額な費用と考える人も少なくはないかと思います。

今回は矯正治療費に関して、将来の投資という視点で少し考えてみたいと思います。

 

そもそも、この矯正治療の金額はいったい何を基に決まっているのでしょうか?

 

まず矯正治療は基本的には自費での治療になります。

矯正治療に使用するための矯正装置代、それに伴う技工物を作成する費用、

年単位で必要となる治療のための治療費など全て含めた金額を設定しています。

また、治療を開始する前の治療計画を練る時間や準備などは、

基本的に治療時間外に行われていたりします。

 

こちらのコラムを読んでいただいている方の中で車を持っている方もたくさんいるかと思いますし、お子さんに習い事をたくさん習わせているという親御さんもたくさんいるのではないかと思います。

この様な費用は生活のために必須、あるいは習い事もお子さんの将来のためだと思います。

 

矯正治療を始める人にとっても、矯正治療が生活のために必要か、

将来のために必要なのかという視点が治療を受けるべきか検討する上での物差しになります。

 

 

8020運動でもいわれているように、綺麗な歯並びはご自身の健康な歯を永く多く残すことにつながります。

 

叢生(デコボコ、乱ぐい歯)がある状態だとブラッシングをしにくい箇所が出来てしまい、う蝕(虫歯)が出来やすくなります。

また歯周病のリスクなども高くなるので、ご自身の歯が抜けてしまったり、

抜歯を余儀なくされることもあります。

入れ歯やインプラントを入れるとしてもそこで数万円から数十万円の費用負担が発生します。

 

また、就職や結婚のタイミング、あるいはスポーツに力を入れるなら咬み合わせが良いことで力を発揮しやすくなったりなど、様々な場面で噛み合わせや歯並びが重要な要素となるでしょう。投資という言い方をしてしまうと少し違うかもしれませんが、塾や習い事と同じような観点から検討してあげるのも有用なのではないかと思います。

 

 

また、自費でのお話ばかりしてきましたが、矯正治療の中には保険適応できるケースもあります。

 

・「厚生労働大臣が定める疾患」に起因した咬合異常に対する矯正歯科治療

・前歯3歯以上の永久歯萌出不全に起因した咬合異常(埋伏歯開窓術を必要とするものに限る)に対する矯正歯科治療

・顎変形症(顎離断等の手術を必要とするものに限る)の手術前・手術後の矯正歯科治療

 

この様に限られた症例にはなりますが、もしお悩みの方が居られたらいつでもご相談ください。外科治療などが必要になる場合は、連携している病院などとも連絡を取り合って治療を行っていくようにします。

 

いずれにしても、費用や治療方法などしっかりと理解していただくまで説明はしますので、それから治療を行うかどうか検討していただいてもかまいません。気になることがある場合はいつでもご相談ください。