ひらの矯正歯科|横浜市の矯正歯科 ブログ

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正しい歯並びのポイントについて

これまでいくつか矯正歯科に関するブログを書いてきましたが、
今回は、「正しい歯並び」について書いていきたいと思います。
では、そもそも「正しい歯並び」とはどういったものなのでしょうか?

審美的な理由から矯正治療をしたい、あるいは受け口、
出っ歯など機能的な問題を解決する為など、
矯正治療を始める理由は人それぞれです。
様々な状態を解決する矯正治療で、始めに行う診断の中で、
分かり易いポイントをごく一部ですが、今回は挙げてみたいと思います。

①外観:まずは全体です。
  歯列の正面だけでなく横からのお顔だちについてもチェックします。

②左右:歯ならびが一見綺麗でも、上の顎と下の顎が左右にずれている場合もあります。

③上下:上の歯が下の歯にかぶさりすぎていないか、
  逆に奥歯は咬んでいるのに、前歯は咬めていないか等を確認します。

④前後:出っ歯や受け口などのように上下の咬み合わせの関係を調べます。

⑤歯:歯の状態そのものをチェックします。
    歯の大きさや色、形などだけでなく、虫歯がないか等も調べます。

⑥歯根:歯茎の中で見えない部分もとても大切です。

 矯正治療専門医院に来てチェックをすることで、
自分一人ではチェックし切れなかったところが見えてきます。

いくつかポイントを簡単に挙げてみましたが、これは、ほんの一部です。

実際「正しい歯並び」というのは、正面から見た並びが綺麗
というだけではないことが少しずつ分かってきます。
3次元的に咬み合わせと歯並びの両方をチェックすることで、
本来見た目の改善に来られた患者さんが、
機能的な改善の必要性が分かってくることが多々あります。

更に子供の患者さんの場合ですと、これから顎がどのように成長していくのか
という時間的な軸でチェックしていくことになります。

矯正歯科では専門的に、歯列、そして、それを取り巻くお顔を含めた
環境、形態、機能、成長(成長予測も含め)、等
さまざまな点を総合して判断していきます。

是非一度、矯正治療専門医院でご自身の歯並びと咬み合わせがどういった状態かを
確認してみてはいかがでしょうか?

ひらの矯正歯科

叢生(デコボコ)と空隙(すきっ歯)の実態から分かること

 今回は、厚生労働省が数年に一度発表している
歯科疾患実態調査から、叢生(凸凹)と空隙(すきっ歯)
についての実態調査結果について
歯列矯正ブログを書いてみようと思います。

 この実態調査は、平成23年に行われたもので、
歯科矯正だけでなく、虫歯や歯周病など様々な
歯科に関わるデータが載っていて中々興味深い物です。

それではデータを見ていきましょう。

このデータは12歳~20歳までの方の数字です。

まずは叢生の状況についてです。

sousei.jpg

 叢生とは歯のデコボコの状態のこと言います。

叢生が見られない方が56名に対して、
上の歯列、下の歯列、あるいは両方に
凸凹が見られる方が44名です。
半分弱の割合で歯に叢生が見られるということが分かります。

 続いて空隙についてです。

空隙は歯と歯の間に隙間が出来ている状態です。
いわゆる「すきっ歯」です。

空隙2015-2.jpg

 空隙になると87名の正常な方に対して13名ですので
約6、7人に一人の割合で空隙が見られるということがわかります。
12歳からのデータなので、乳歯の段階の空隙は
このグラフには入っていないと考えます。

 この二つを見たときに言えることは、
やはり日本人の顎のサイズは小さいということです。
永久歯になるとほとんどの方が歯列に隙間、余裕がなく、
そのため叢生になっているということが考えられます。

 実際、ひらの矯正歯科にご来院される患者さん多くは、
歯列に永久歯がきちんと入らない、隙間が足りない
患者さんが多くいらっしゃいます。

 以前にブログでも書きましたが、
やはり、乳歯列や混合歯列(乳歯と永久歯が混じっている時期)の
子供の段階で顎の成長を促しながら矯正治療することが、
将来的に永久歯を抜歯しないで、
非抜歯治療を行えるかどうかという大きなターニングポイント
になってくるかもしれません。

ひらの矯正歯科

Dr.Mclaughlin 矯正セミナーに出席します。

 2月15日、Dr.Mclaughlin 矯正セミナーに出席するため
臨時休診とさせて頂きます。

Dr.Mclaughlinは、南カリフォルニア大学の臨床教授をされている
有名な矯正ドクターです。

「ClassⅢと非対称治療におけるインターアーチ矯正治療メカニクス」
というテーマにて2日間に渡り講演されますので勉強してきます。

2015年も、今の技術に満足せず、常に学ぶ姿勢で頑張って参ります。

それに伴い、2月11日(祝・水曜日)、通常時間にて振替診療致します。

ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願い致します。

ひらの矯正歯科

日本人のコンプレックスNo.1 「歯」

今回は、まず興味深い記事をご紹介したいと思います。
この記事は、去年の朝日新聞デジタルが行った男女1744名へのアンケート調査で、
「コンプレックスを感じる身体の部分」についてでした。
何と堂々の第一位になったのが「歯」だったそうです。

調査結果の順位の詳細を見てみましょう。

1位:歯(573票)

2位:頭髪(553票)
3位:お腹(493票)
4位:足(453票)
5位:鼻(362票)
6位:目(322票)
7位:胸(252票)
8位:眉毛、お尻(238票)
10位:体毛(216票)

ちなみに「あご」が146票の18位とのことですので、
矯正歯科で関係している点で見ると719票にも上ります。

歯を選んだ方の意見を見てみると、
歯並びが悪い為に人前で笑えない、
凸凹で磨き残しが多く虫歯になり易い、
歯の色が気になる、等が挙げられています。
顎を含めると出っ歯、受け口なども
これに含まれているのではないでしょうか。

矯正治療専門医としてはどうしても咬み合わせから
受け口や出っ歯の治療の必要性など医学的に考えてしまいます。

しかし今回のアンケートを見てみるとやはり審美的な観点からの
患者さんの要望の大きさを再認識出来ました。

また、歯並びや咬み合わせにコンプレックスを
お持ちの患者さんが多いからこそ、
気付かれずに矯正治療が出来る見えない裏側矯正を
希望する方が多くなってきたことも頷けます。

1人でも多くの患者さんのコンプレックスを
解消出来るお手伝いが出来ればと思います。

ひらの矯正歯科

ひらの矯正歯科 2015年スタートしました。

1月4日より ひらの矯正歯科、2015年の診療がスタートしました。
あっという間の一週間でした。
昨年は、2月の大雪があり、増税があり、大きな自然災害もあり
まさに日本にとって激動の一年でした。
その荒波の中、ひらの矯正歯科、昨年の診療も無事に終え、
そしていよいよ2015年の診療スタート致しました。

私たち、ひらの矯正歯科は、昨年は、歯科用CTスキャンを導入しました。

 今までは、CT撮影が必要だった患者さんは、
大学病院などにご依頼させて頂いていたのですが、
当院で撮影できるようになり、より診断がスピーディーになりました。

また当院に通院されている患者さんのCT撮影においては、
別途費用がかからないので患者さんの時間、費用面での負担がなくなり
より快適に診療がお受けできる環境も増えました。

 スタッフにおいては、歯科衛生士全員が
「歯並びコーディネーター」の試験に合格し、その資格を取得致しました。

国家資格である歯科衛生士免許があれば矯正歯科に
勤務できるのですが、こういった資格を取得することによって、
矯正歯科に特化したスタッフとしてのレベルアップを図りました。

 今年もいろいろなことにトライをしてドクターだけでなく
スタッフ皆でレベルアップを図りスタッフ一同、頑張ってまいります。

今年もどうぞよろしくお願い致します。

ひらの矯正歯科