矯正装置を見えなくする方法はありますか?
あります。一般的に矯正治療というと表側についているワイヤーの装置を想像されると思いますが、その矯正装置を歯の裏側に装着して表から装置を見えなくする方法があります。いわゆる舌側矯正です。そのため他人に気付かれず歯並びを綺麗にできます。
唇側矯正と同様に歯を支えている組織(歯茎など)に問題がなければ、子供さんでも成人の方でも年齢や噛み合わせに関係なく可能です。装置が見えてしまうため矯正治療を諦めていた方や、職業柄、表側の矯正がお受けできない方に有用な治療です。専門医にご相談下さい。
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小学生の子供ですが矯正装置を見えなくできますか?
可能です。小学生のうちは主に取り外し式の装置がメインになりますが、装置の設計を工夫したり歯の裏側に装置を装着することで装置を見えなくできます。
また、高学年になり永久歯に生え変わった後にワイヤー矯正が必要になった場合も、小学生であっても歯の裏側に矯正装置やワイヤーをつけて矯正治療を行えますのでご安心下さい。
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指しゃぶりは、歯並びにどんな影響を与えますか?
一般的に長期の指しゃぶりは、歯並びや噛み合わせへの影響とともに開咬(奥歯が噛み合っていても前歯が噛み合わない状態)の出現により発音、嚥下、出っ歯による口元の突出や顎の発育への影響が生じます。
指しゃぶりについては、矯正歯科医、小児科医や臨床心理士など専門的な立場でそれぞれ見解が分かれますが、矯正歯科医の見解では、5歳になっても指しゃぶりがあり、歯並びに何らかの影響がある場合、指導の対象になります。
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2歳の子供ですが、指しゃぶりがあります。平気でしょうか?
指しゃぶりは4歳頃までに止められれば問題ありません。2~3歳頃までの指しゃぶりはごく普通の生理的現象ですが、5歳を過ぎて指しゃぶりが続くと前述の様な問題(開咬や出っ歯の出現、発音・嚥下・顎の成長への影響)が出る可能性が高くなります。
これらの問題に対して矯正歯科医院では、悪い指しゃぶり止めさせる様な取り外し式の簡易矯正装置を使用したり、時には舌のトレーニングを行うことがあります。ご心配な場合、矯正治療専門医にご相談下さい。
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前歯の真ん中に隙間があります。自然に治りますか?
中学生ですと前歯の生え変わりの時期が終わっていますので自然に隙間が閉じることはありません。隙間の程度によりますが、食べ物を噛む機能への影響、また隙間によって息が漏れることにより発音に影響を与えることがあります。治療方法としては、ワイヤーの矯正がメインです。
装置は、歯の表側や裏側につけるタイプで可能です。また隙間が軽度であれば取り外し式の透明なマウスピースタイプの装置も可能です。
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歯並びと口臭は関係がありますか?
「口臭」イコール「悪い歯並び」という訳ではありませんが、歯並びは口臭の原因の一つといわれています。
口臭の原因には、胃腸障害やお口の衛生状態があります。歯並びが悪いと磨き残しが多くなり、その結果1.虫歯の臭い、2.歯周病の歯茎の臭い、3.磨き残しが醗酵してしまった臭い等、さまざまな問題が出ます。よって歯並びも間接的に口臭の原因になることが考えられます。
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出っ歯の歯並びです。口臭と関係がありますか?
歯並び以外の原因も考えられますが、出っ歯の程度が大きいとお口が閉じ辛くなり口呼吸になってしまうケースが多くあります。お口の中には常に唾液があります。唾液には殺菌作用があり、またお口の中の細菌を洗い流す役割をしています。口呼吸は歯茎や歯が乾燥してしまいます。
その結果、お口の虫歯菌や歯周病菌の数が増加し口臭の原因になり得ます。またガタガタの歯並びの場合が多いため磨き残しが多くなりやすい環境です。歯並びを治すことで改善する場合がありますので、矯正医にご相談下さい。
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親知らずは歯並びに影響しますか?
親知らずが生えてくる力程度では、歯並びに影響を与えない説や親知らずが前方の歯を押して歯並びに影響を与える説など歯科界でも賛否両論ですが、一般的には親知らずが斜めに生えていたり、歯茎に埋まった状態の場合、奥歯に力がかかりその前の歯を親知らずが押す結果、前歯のガタガタに影響すると言われています。
必ずではありませんが状態によっては歯並びの予防のために親知らずを抜いた方が良いケースがありますので矯正専門医にご相談下さい。
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矯正をする場合、親知らずは必ず抜きますか?
親知らずは、真っ直ぐに生えていたり歯並びに影響を及ぼさない場合は、矯正する場合でも抜歯することはありません。
もし親知らずが斜めに生えていたり埋まっていても矯正治療をする場合は、矯正器具で親知らずを虫歯で抜けてしまった部分に動かしたり、歯の少ない部分に移動させたりと、むしろそういった親知らずを有効利用することが多々あります。
歯並びの状態、親知らずの生えかた等で診断をしますので一度、矯正専門医にご相談下さい。
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受け口を治すメリットは、見た目以外にありますか?
受け口は、審美的問題の他に食べ物が噛み切りにくい等、多くの問題点があります。日本歯科医師会には「80歳で20本の自分の歯を残しましょう」という8020運動がありますが、この目標の達成者に受け口の方は、一人もいなかったというデータがあります。
それだけ受け口は、歯に負担をかけやすい噛み合わせと言われています。ご自分の歯を長持ちさせるためにも受け口を治すことは多大なメリットがあります。
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成人矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
小児矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
マウスピース型装置(アソアライナー)による治療にともなう一般的なリスク・副作用について