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診療時間 / 10:00~12:00・14:00~19:00休診日 / 月曜・木曜・日曜(第2・第4)・祝日
最近の子供は、歯が大きくあごが小さくなっている傾向があり、歯が並びきらずガタガタの歯並びが多くなっています。しかし、子供のうちにあごの成長を促進してあげることにより、永久歯のスペースを作ることができますので、将来的にスペース確保のために永久歯を抜く可能性を低くすることが可能です。※症状により永久歯抜歯が必要となることもあります。
逆に永久歯まで待ってから矯正治療をスタートした場合、あごの成長がないためスペースを確保しきれず、永久歯の抜歯が必要になる可能性が高くなるケースがでてきてしまいます。可能であれば永久歯を抜かずに治療をしたいのが矯正歯科治療を専門とする歯科医師の願いです。
また、生えたばかりの永久歯は幼若永久歯と呼ばれ虫歯の抵抗力が少なく、特に6歳臼歯と呼ばれる第一大臼歯においては、10歳までに約8割の子供が虫歯になってしまうと言われています。このように、子供の時期にガタガタが多いまま放置してしまうと、歯磨きしにくくなっているため虫歯のリスクが上がります。なるべく小児矯正でリスクを減らすことが重要です。
さらに、歯並びのよい歯は、食物を食べる際の“最初の消化器官”になり、体の成長に大きく影響します。悪い噛み合わせをそのままにしておくと、将来たくさんのリスクを抱え込むことになります。お子さまの未来のためにも、治療の効果の高い子供時代に、矯正治療を受けることをオススメしています。
子供の矯正治療と大人の矯正治療の大きな違いは、成長があるかないかです。子供の矯正治療では、永久歯を並べるために成長を生かし、取り外し式の矯正装置を用いてあごを緩やかに広げることが可能です。
通常7才までに歯科矯正専門医の歯並びチェックが推奨されていますが、受け口や指しゃぶりによる開咬など成長期の骨格的な問題がからんでくるケースがあります。例えば受け口をそのままで放っておいてしまうと自然治癒しないばかりでなく将来的に三日月様の顔立ちになったり等、顔面の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。
子供の矯正治療は、歯並びだけの問題ではなく、成長・癖(指しゃぶり、ほおづえ等)といったさまざまな要因がからんできますので、不安に思った時点でなるべく早めに歯科矯正専門医に相談しましょう。
小学校などで毎年、学校歯科健診があります。平成7年の学校歯科健診から、歯列・咬合が新しい健診項目に加えられました。 学校歯科保健の立場から、すべての不正咬合を指摘するのではなく、将来の咀嚼機能を含めた口腔機能に影響するような不正咬合をスクリーニングするよう配慮されています。
歯並びや噛み合わせの異常は、
の6項目にわたり判定されます。
不正咬合の欄に○がついていても、必ずしも矯正治療が必要な訳ではありませんが、小児期に矯正治療の時期を逸してしまうと後々大変になるケースがあります。早めに歯科矯正専門医のチェックと適切なアドバイスを受けるのが良いでしょう。
実際に矯正を受けるのはお子さまですが、私たちはご両親の気持ちも大切にできる治療を心がけています。それは、私自身が二児の父であり、当院にいらっしゃるお母さん・お父さんのお子さまへの愛情を実感しているからです。 お子さまにとっても、ご家族にとっても来やすくて過ごしやすい、居心地のいい歯科医院を目指して、当院ではさまざまな取り組みを行っています。
「装置が外れてしまった」「矯正で口が痛い」など、お子さまの矯正は思わぬトラブルが発生することが考えられます。そんな時は、ぜひお気軽に当院までご相談ください。当院は、矯正治療専門医院です。矯正治療を専門に扱う歯科医師が常駐しておりますので、ご安心ください。また、当院では本来のお約束以外の日でも、急患の患者さまには無料でご対応させていただきます。 ※なるべくお待ちいただくお時間を少なくするため、急患の場合は必ず事前にお電話でご連絡ください。
当院では、コップからエプロンまで、可能な限りディスポーサブル(使い捨て)を徹底しています。使用するミラーやピンセットは、滅菌パックに入れて、患者さまの前で開封いたします。また、高圧蒸気滅菌器、薬液滅菌、ガス滅菌などの各種滅菌機器を取り揃えています。 大掛かりな外科手術がない矯正治療であっても、患者さまに安心・安全な治療を提供することは当然です。常に患者さまが自分の子供だったらと考え、清潔な治療環境を整えることが、歯科医院の責任だと私たちは考えています。
子供にとっても、周りの人に矯正装置を見られるのはイヤだと思います。だからこそ、できるだけ目立たない矯正装置を使ってあげたい。当院では、お子さまが気兼ねなく矯正治療を受けられるように、取り外しできる装置や目立たない装置をお勧めしています。
ネジの力により、あごの幅を拡大する取り外し式の装置です。取り外しできることが、拡大床のメリット。お子さまがご自宅にいる時や、寝ている時に使用するだけで、あごの適切な成長を促し、歯並びを整えることができます。学校に装置を付けていかなくて大丈夫です。
歯の裏側から付ける装置です。奥歯にセメントで接着するため、拡大床のように脱着できませんが、正面からはほとんど装置が見えません。 そのため、友達に気づかず矯正治療ができます。
通常のワイヤーの装置を歯の裏側から付けて矯正をする方法です。 乳歯と永久歯が混じっている、いわゆる混合歯列の時期は、主に永久歯の前歯の裏側に装置を付けて歯並びのコントロールを行います。 歯の裏側にワイヤーの装置を装着するため、表から見えません。 このリンガルブラケット(舌側矯正)は、成人や永久歯の患者さまだけのイメージがありますが、乳歯と永久歯が混じっている時期のお子さまでも可能です。
「子供に矯正を受けさせたいけど、痛いのはかわいそう」そんな不安を持たれるお母さんはいらっしゃるのではないでしょうか。 当院では小児矯正の場合、基本的に取り外し式の装置を使用するため、装置に敏感なお子さまは少ない時間から装着していただき、だんだんと装置に慣れるということも可能です。また痛い場合は急患対応にてしっかり対応させていただきます。
小児期のお子さまは、成人より歯が動きやすく骨自体も柔らかいため、違和感が少ない矯正治療を行うことができるからです。
矯正装置に力を加えてから2~3日くらい噛み合わせると少し痛みがある場合がありますが、心配するほどではありません。また、痛み止めを飲むほど痛くありませんのでご安心ください。お子さまによっては、全く痛みを感じないこともあります。
矯正治療の痛みや違和感は個人差がありますので、詳しくはカウンセリングの際にご相談ください。
お子さまの矯正治療は、小児矯正の利点であるあごの成長を活かして永久歯のスペースを作り、なるべく歯を抜かない治療を目指しています。もちろん、抜歯をする方が歯並びの矯正治療は比較的楽に行えます。ですが、当院では歯を抜かなくても治せる患者さまに対して、あえて抜歯矯正をお勧めすることはありません。 これから大きくなっていくお子さまの歯を、今の時期に抜いてしまうよりも、できるだけ残す治療を優先したいと思います。
とはいえ、患者さまの症状によっては小臼歯などの抜歯が必要な場合があります。歯並びは一人ひとり違うので、実際に診断させていただいてからでなければ判断できないのも事実です。ぜひカウンセリングにお越しください。
お子さまの歯並びで気になることや、治療に対する希望等をお聞かせください。 お話させていただきながら、歯並びの問題点、矯正治療の流れ、装置の種類、費用等をご説明させていただきます。お気軽にご相談ください。
診断に必要なレントゲン検査や歯型の採取、あごの動きの検査を行います。また、専用のコンピュータを用いて歯やあごの位置関係、あごに対する歯のバランスなど詳しく調べます。また、必要に応じて歯科用CTによる3D画像による検査も行います。いずれも痛みを伴う検査ではありませんのでご安心ください。
理想的な位置に歯を安定させるために、保定装置(主に取り外し式)を使用します。矯正治療後の後戻りを防ぎ、全体が安定するまで経過を見ます。
●治療費は自由診療となります。
矯正歯科治療は自由診療であり、公的医療保険が適用されません。 自由診療の場合、治療費は全額自己負担であり保険証は使えません。
薬機法において承認されていない医療機器「アソアライナー」について
当院でご提供している「アソアライナー」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
未承認医療機器に該当
薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月13日最終確認)。
入手経路等
株式会社アソインターナショナルより入手しています。
国内の承認医療機器等の有無
国内では、アソアライナーと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2022年4月13日最終確認)。
諸外国における安全性等にかかわる情報
情報が不足しているため、ここではアソアライナーの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。 なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。 ※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
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